文部科学省リーディングプロジェクト「細胞・生体機能シミュレーション」
文部科学省リーディングプロジェクト「細胞・生体機能シミュレーション」は、将来の医学研究に大きな影響を及ぼすと思われる興味深いプロジェクトです。
本プロジェクトに基づいた研究開発への波及効果として
- 論理的実験仮説の構築による実験効率化
- 網羅的生命情報の効率的処理
- 薬剤開発における前臨床試験の短縮とコスト節減
- 安全性試験における動物実験数の削減
医療への波及効果としては、
- 実際の患者では不可能な仮想治療予測
- 個人の臓器画像情報(CT、血管造影)に基づく個別治療シミュレーションの医療応用
- 薬剤反応性の個別臨床データに基づく治療最適化シミュレーションの応用(抗糖尿病薬、気管支拡張剤、抗血小板薬)
- 実際の患者では不可能な仮想治療予測
等があげられています。
物理の世界においては当たり前のシミュレーションが、バイオ医学の世界でもようやく注目されるようになってきました。素晴らしいことです。
まだまだこれから長く精力的な研究が必要でしょうが、非常に注目に値すべき分野です。